さとちん

さとちんライブラリー

”過去の僕を明るく、今の僕が楽しく”

現代の賢者の知恵を自分の人生に活かそう『僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう』

僕たちが生きていくなかで、先人の知恵を聞くことは大いに意味がある。

現代に生きる偉人が生まれた時から特別な偉人だったわけではない。

 

普通の人が「偉人」に変わったのはいつからだろう。

彼らの哲学を学べば、誰もが偉人になれるはずだ。

 

 

「自分でもできるかもという原動力」を賢人から学ぶ

現在、偉い人でも失敗と挫折、将来の不安や焦りを経験してきた。

4人の賢人が、自分が何者でもなかったことに考えていたこと、影響を受けてたことを教えてくれる。

若い世代に「ひょっとしたら自分だってできるかも」と思ってもらいたい。

それが「一歩を踏み出す」原動力になる。 

 

レールの上に沿った人生を歩むか、否か

僕たちはレールの上に沿った人生を歩みたいと思う。

大きな失敗もないし、挫折もない、「普通」の人生が幸せの人生だ。

 

僕は自分が敷いたレールから外れてしまったその部分は撮らずに、「これはダメだ、これじゃ番組にならない」と自分の敷いたレールのほうに番組を戻してしまった。

出典:僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう (文春新書)

第三章 是枝裕和(映画監督)映画を撮りながら考えたこと

映画監督として有名な是枝さんはテレビのディレクターとして活動していた。

彼は映像が予想通りにならなかった時に、ヤラセをしてしまった。

 

自分の予想の「枠」を越えなければ、予想以上の面白さは得られない。

失敗は怖い、失敗を避けていても「面白い」人生を歩むことができない。

 

レールの上を歩いても、「いい人生」は、歩めるかもしれない。

しかし、レールを外れ、雑草の中に足を踏み入れ、知らなかった世界を知る面白さはかけがえのない記憶になると思う。

 

「友だち関係」はかなり難しい

今までの自分を変えたい時に、周りの人との関係が気になってしまう。

京都大学総長の山極さんは、「人間関係に困るのは人間だけだ」と言う。

 

 人間はベタベタしてしつこいところがありますが、自然はもっとあっさりしている。好きな相手がいても、しがみつかない。こだわらないんです。何かあったら別れちゃうし、別れている間はすっかり忘れています。でも、再び会うと「おおっ」という感じになる。

出典:僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう (文春新書)

【対談】おもしろいこと、やろうじゃないか 山極壽一×永田和弘

好きな相手にこだわらない。しかしそれは決して冷たいわけでない。

自然界では出会った時に素直に喜び、過去にこだわらず普通に接する。

ゴリラは他人の意見や他人の評判は気にせずに、個人主義で、他人に執着しない。

 

僕自身も山極さんも自己中心的な個人主義を勧めているわけでない。

他人を意識しすぎて、自分らしさを表現することが怖くなっている社会を、自分らしさを自分らしく表現できる社会に変えたい

 

おもしろいという言える雰囲気があれば、なにか行動するときの力にもなる。

批判するだけでなく、面白そうと同感できる寛容さも必要じゃないかな。

 

賢者の知恵を自分に活かそう

僕たちが生きていく中で、自分で考えて行動するのは簡単ではない。

自信も雰囲気も周りからの声もすべてが敵となって聞こえてくるかもしれない。

 

怖さを払拭するために、賢人の知恵を聞くことを大いに意味がある。

賢人たちは怖さに打ち勝ち、普通の人から人から向くことができている。

本は賢人の知恵を借りれる一つの手段でもある。

 

さとちん