さとちん

さとちんライブラリー

”過去の僕を明るく、今の僕が楽しく”

友達はいなくてもいい? 『友だち幻想』

人間関係で良く悩む

 僕は人間関係、特に友達との付き合いでよく悩む。

例えば、攻撃的な人や批判的な人たちとの付き合い。

 僕は彼らとどれだけ話しても仲良くなることできない。

そして無理に仲良くなろうとすれば、ひどく嫌われてしまう。

 

 どういうわけか友達との付き合いは簡単なものではない。

僕はそれを解決したくて、この本を手に取りました。

 

本書の内容

 私たちは知らず知らずのうちに、友だちとの関係に疲れている。

現代社会に求められる「親しさ」をとらえる見取り図を描きたい。

社会学者の著者が若い読者のためにこう記す。

本書が人と人とのつながりについて改めて見直すきっかけになればと願う。

 

 

仲良くなれない

 気の合わない人間、あまり自分が好ましいと思わない人間とも出会います。そんな時に、そういう人たちとも「並存」「共在」できることが大切なのです。

そのためには、「気に入らない相手とも、お互い傷つけあわない形で、ともに時間と空間をとりあえず共有できる作法」を身につける以外にないのです。

出典:友だち幻想 (ちくまプリマー新書) 

第3章 共同性の幻想-なぜ「友だち」のことで悩みは尽きないのか

 気の合わない人と無理に仲良くなろうとする必要はない。

著者も同じように「並存」が大切と語る。

互いに傷つけあわないように過ごすのが一番だという。

嫌いな人に嫌いと言ってはさらに悪化します。

 

そこで大事なのは、必要最低限の関わりを持つこと。

そうすれば、互いに傷つけあわない関係性を築くことができる。

 

 

自分の考えと相手の考えはすこし違う。

「自分のことを百パーセント丸ごと受け入れてくれる人がこの世のどこかにいて、いつかきっと出会えるはずだ」という考えは、はっきり言って幻想です。

出典:友だち幻想 (ちくまプリマー新書)

第7章 「傷つきやすい私」と友だち幻想

 100%理解してくれる人を探し続けてもいつまでも見つからない。

なぜなら、見つかるはずがないから。

たとえ、家族でも自分とは違う。

「自分と相手は違う」という意識は大事なのだろう。

そう考えると、気が楽になった気がした。

 

 

友だちとの関係に疲れを感じた。

ノリとリズムだけの親しさには、深みも味わいもありません。そればかりか、友だちは多いのに寂しいとか、いつ裏切られるかわからないとか、ノリがちょっと合わなくなってきたらもうダメだとか、そういう希薄な不安定な関係しか構築できなくなるのではないかと思います。

出典:友だち幻想 (ちくまプリマー新書)

第8章 言葉によって自分を作り変える

学生生活をしていると、

「面白いから」「ノリが良いから」という関係で遊んでいる友だちがいる。

その人との関係性に最近疲れたを感じていた。

 

 しっかりと向き合いあえる関係が大事なのだろう。

時には苦み、酸っぱさを味わうことで、さらなる深い味わいを感じられる。

著者はそう僕に教えてくれましたのかもしれない

 

 

大人になっても、人との関係は難しい

たとえ、大人になっても、人との関係は簡単ではない。

そこで感じたのは、友だちは完ぺきな存在ではないということ。

友だちと完全に心の共有はできない。

 

「自分と他者の意見が同じなわけがない」と一歩離れた意識が大切だと学んだ。

それは一種の諦めでもあり、一種の希望でもあると著者は述べています。

 

さとちん