哲学って何だろう
高校生まで哲学=難しいもの=変なものという考えがあった。
そのため、哲学を読んだことがなく、読みたいとも思わなかった。
大学に入り、様々な本を読む中で「哲学は真理を探究した学問」だと書かれていた。
そして、「真理はすべての物事の始まりである」とも学んだ
一番簡単そうなものから読みたい。
哲学を学ぼうとすると、一番先にでてくるのが、「難しそう」だと思う。
僕は「中2病らしさ」と「簡単な言葉」で書かれているものを分かりやすい。
本書の内容
著者のもとにこんな依頼がきた。
「哲学を学ぼうとして何度も挫折した人向けの本を作れないか?」
しかし、どんな哲学知識を並べても理解しにくい。
『グラップラー刃牙』の世界と哲学の世界は、どちらも「強さ」の追求を目指している。
この戦いの歴史をどう表現するのか。「バキ」分で伝える。
哲学とは
格闘家が「強さ」に一生をかけた人間たちであるように、哲学者も「強い論(誰もが正しいと認めざるを得ない論)」の追求に人生のすべてを費やした人間たちなのです。
出典:史上最強の哲学入門 (河出文庫) まえがき
哲学は暇な偉人がする学問だと思っていた。
しかし、違った。
この文を見ると、哲学は、偉人が命を懸けて真理を求め、強い論を探求しつづけている学問だと分かった。
格闘家は体の格闘技であるけれど、哲学は知の格闘技だと言える。
そんな哲学の魅力に会えた気がする。
真理をもとめた人たち
無知を自覚することが真理への第一歩 ソクラテス
出典:史上最強の哲学入門 (河出文庫) 第一ラウンド 真理の『真理』
この本では、初めに真理の『真理』を説明されていた。
これだけでなく、多くの偉人が出てきて、
「真理」を求めるためにどのように論理を展開していたのかが説明されていた。
ソクラテスは彼以前の真理に疑問を抱いていた。
「まず、自分が何も知らないところからはじめよう」
それは彼の真理を知りたい熱い気持ちから始まったのである。
哲学は難しいものではない
読む前は哲学は難しいものだと思っていた。
最後には西洋哲学は階段が積み重なるように偉人が最強の論を求めて、研究していたものだと分かった。
それらは2500年の膨大な時間をかけて積み上げてきた強力な学問だった。
(現在、西洋哲学はまだ階段の途中で本当に真理はあるのかと転換期の真っ只中でもある)
この本を読んで、大まかな西洋哲学が理解できた。
これから気になった偉人の真理を学んでみようと思う。
さとちん